早速弁護士会館に向かいました。
霞が関のビル群の中にあり、エレベーターで3階(?だったと思います)に行きます。
受付で相談希望と種類(遺産相続、トラブル、など)を申込用紙に記入する必要があるので、不動産取引、と
書き、待合室で待ちました。
10分くらいで呼ばれて、個室の番号を告げられましたので、ドアをノックすると狭い部屋に2人の方が待って
ました。
自己紹介して早速本題に入ります。
家賃滞納されてること、周辺の住民とトラブルを起こしていること、今後購入すると
裁判しないといけないことなどを伝え、要は買ったあと裁判したら勝てるのか?そのために
必要な時間と費用は?というのが知りたいことでした。
しかしながらどうも弁護士が要領を得ません。
1人は見るからにベテランの50歳以上?の人でもう一人は若い弁護士なんですが、その
若い方が僕に対応してます。弁護士資格取り立て感満載です。
しかし年配の弁護士はその若手にアドバイスするだけです。
若手は弁護士資格取り立てみたいでガチガチに緊張してます。
若手「で、でででは、依頼人さんはどのような状況なのか おお、おお教え下さい」
僕「いやだから今話したのが状況で、裁判に勝てる見込みと必要な時間と費用が知りたいんです」
若手「そうですね、裁判となるとまず裁判所に書類を提出して。。。」
年配弁護士「いやその前に内容証明必要でしょ?」
若手「あっ、そうですね、まず内容証明を送って先方の反応を見ないといけませんね。。。」
僕「。。。。。(やっとれんな)。。。。」
終始こんな感じでとても使えないのでこの年配の弁護士に直接聞くことにしましたが、
既に時間が30分くらい経ってしまったのでこの年配弁護士の事務所に別途行くことにしました。
神田の方の事務所に行きます。これだけでも手間なんですが、なんとしても直接弁護士に見込みを聞かないといけません。
しかしながら、これがまたやっかいな人で、「まずクルーザーをどう考えるか?という問題がありますね。。。」
「解体するのか、それとも返却するのか?登記はどうなっているのか?」「これは近くに川があるんですか?」
などとどうも本質から離れた議論ばかり吹っかけてきます。
僕としては投資家として一番早く収益物件に変えるにはどうしたら良いのか聞きたいのに、こう脇道にそれると
手数料取りたいだけなのか?、と勘繰りたくなりました。
せっかく事務所まで来たのに無駄足でした。
ただ最初に利用したので僕の質問の仕方もいまいちだったかもしれないと思い直し、再度相談センターに
むかいました。
相談料は5千円程度なので、投資リターンを考えると大した出費ではないと思います。
その結果以下のことがわかりました。(次は女性弁護士で不動産家賃滞納を処理した経験もありでした。
今振り返ると最初に会った弁護士はそういう経験がなかったのにそのことを正直に言ってくれなかった
のかもしれません。)
*一般的にこうしたケースでは賃貸人に内容証明を送り、家賃の支払い意思を確認する
*その結果支払われなければ、裁判をおこすことになる
*裁判にかかる期間は約半年
*大家が裁判に負けることはまず考えられない。
これで安心できました。
前に進むことにしました。
慎重な僕はさらに不動産管理会社の地球防衛軍(仮称)に頼んで顧問の先生を紹介してもらいました。
最初から相談すればよいと思うかもしれませんが、まず基礎知識は自分でつけたかったのと、普段
お世話になっている管理会社の手を煩わせたくなかったのです。
さすが管理会社の顧問だけあって、着手金(弁護士先生に仕事を頼む時に最初にまとめて払うお金)
とか、成功報酬なんかはちゃんと表になっていてクリアで安心できました。
また僕のケースについての裁判費用、時間、勝敗、強制執行の場合の手続きなど全て教えてくれました。
これで物件を買ってからの費用の見積もりができました。想定利回りは 30-50%です。
よし買うぞ!
仲介会社との価格交渉のスタートです。 (続く)